ミニ映画館*チネマピッコロ

思い出すと涙が出そうです。。。意外と知らない服の裏側【映画ザ・トゥルー・コスト上映会】

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7月9日、『ザ・トゥルー・コスト』上映会&服マルカリを開催しました。

 

今回の映画は、華やかなファッション業界の裏側をまとめたドキュメンタリー映画。

 

生産工場での悲惨な事故、賃金や環境の改善を求める労働者たちの涙、捨てられる古着の山、綿花などの生産過程で起きる環境汚染や健康被害、一握りの人が利益を得る経済システム。。。

次々と出てくる目を背けたくなるような現実が出てきて、映画が終わった後の観客の皆さんは、「うーん…」と言葉がなかなか出てこない雰囲気。
それでも、アンケートにはたくさんの感想を書いてくださいました!

「そんなに問題があるなんて…でも何をしたらいいのか??」について、映画を振り返りながら、
アンケートを紹介したいと思います。

まずは知ること

◆ファストファッションの会社が数年でかなりのスピードで増えているなぁと感じていましたが、低コストの裏ではこんなにひどい現実があるとは思いもよらなかったです。食品に対しては農薬や生産者に対しての問題をよく耳にしますが、服も同じなんだなぁと感じました。何を買うにも、安ければ良いというものではない!(30代女性)

◆自分が毎日着ている服を作る過程で、作り人が最低賃金以下で働かされたり、賃金を上げるための運動も抑制されたりとかしているのを見て、ふくざつな気持ちになりました。自分たちは自分たちのために安い服を買って得をしているけれど、作る人からしたら得にならないんだと思いました。システムを変えなければいけないと言っていたけれど、経営陣が得するようなことしか考えていないと何も変わらないなと思いました。(10代女性)

◆お洋服を買うときに、「安い、そしてかわいい」という視点で選んでいるが、その裏側に最低賃金も約束されないような環境で働いている人々の生活や大きな事故があったことなど全く知らず、ただ買うことを楽しんでいる自分…色んなことを考えさせられた。21世紀の今、他の国で起こっている問題に目をむけていなすぎることを実感した。(30代女性)

こんなに身近な“衣類”の問題を、全く知らなかったことに、ショックを受けた人が多かったようです。なんとなく、自分が加害者になっているような罪悪感にもかられます。 でも、経済システムの中で、上手く知らされずにお金を払っている私たちもある意味では被害者。 まずは「知ること」が第一歩!!

 

自分ごととして考える

◆深いいろいろな問題があることが分かりました。物や暮らし、最低賃金の問題など、自分の身近なところでも起こっていることでもある。循環していける社会のしくみを作っていかなくてはいけないと感じた。(40代女性)

◆今あらゆるものが簡単に作られ捨てられていくのは、日本だけでなく世界中の問題だと感じました。ファッションだけでなく現代の生活すべてを考え、ひとりひとりが取り組んで社会(世界)を変えていくことが大切。(60代女性)

映画では、『“経済システム”を変えなければ』という話が出てきました。そんなふうに考えると、大それたことのような気がしますが、実際買いものをするのは私たち。
『納得いかなければ買わなくていいのです。』
「こんな世界はいやだなぁ…」と思って、消費者が変わることでシステムも変わっていくかもしれません。

できることから変えていく

◆安いからと言って、次から次へと購入し、結局1、2回着用しただけで捨ててしまう…こんな時代に私たちは生きています。私は映画でも出てきたバングラデシュの大きな事故のニュースを見て、このようなことに気づきました。それからは買う時によく考えてから…という態度に変わってきました。ものごとの裏を見つめていきたいと思います(70代女性)

◆とてもショッキングでした。思い出すと涙が出そうです。“世界のどこかに自分が来ている服を作ってくれている人がいる”とは思ってはいたものの、それが実際どこの誰で、どんな風に働いているのか(働かされているのか)までは、想像することもネットで調べることもありませんでした。あと、フェアトレードって単語は知っていたものの、じゃあ何のためのどんな仕組みか?までは知りませんでした。今回知ることができてよかったです。すごく興味を持ったので、フェアトレードの商品を買ってみようと思います。それから、服を消費せず、大切に使うようにします。(20代女性)

できることはいろいろあります。

◎「安いから」などの理由で要らない物を買わない。
◎質の良いものを買って、大切に使う。
◎できるだけ、他の人に譲ったりリメイクして使いきる。
◎環境や生産者に配慮したもの(フェアトレード製品など)を買う。
◎好きなブランドにそういったことについて問い合わせる。
◎まだこの問題を知らない人に伝える。     etc…

映画でも、デザイナーや企業など、現状を良くしていくために動き出している人々もおり、『これから10年以内で大きな変化が起こるだろう』と結ばれていました。一方、『間に合うかどうかはまた別の問題』だとも…

たくさんの人の小さな行動が積もって、解決が間に合うことを切に願います。

 

 

服を簡単に捨てない。レッツ  リユース!

「着られる服を簡単に捨てたり、途上国に送ったりしないことも大切」ということで、上映前後に服の交換会(服マルカリ)も行いました。

さすが、女性ばかりということもあり、
「これ似合いそう~!」
「このスカートにはこれをコーディネートするといいんじゃない♪」
と、参加してくださった方同士で盛り上がりました。

こんなふうに皆で、楽しく問題について考えて、取り組みをしていけたらいいですね!

 

服マルカリは次回8月4日に開催予定です♪

 

次回のチネマピッコロは…
8月27日『ライトアップニッポン-日本を照らした、奇跡の花火-』を上映します!
詳細は、こちらをご覧ください。
お楽しみに~☆★

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