11月のある日、付知で行われたサロンに出かけました。
中津川市では、各地区ごとに「福祉推進委員」という役員がいます。
その委員は、年に2回か3回の「高齢者サロン」を開催するという任務があるそうです。
福祉推進委員をやっている友だちから、「サロンで脳トレをやってもらいたい」と依頼があったのです。
ボランティアで行きますよ~と、喜んで出かけることにしました。
付知の地区公民館(集会所)に、15名ほどの方が集まっておられました。
私たちNPO法人にこにこの紹介をしたあと、
「読み書き計算が脳に良いのですよ~」とお話をし、
まず、「五十音(北原白秋)」の音読をしていただきました。
音読をするときは、なるべく口を動かして読むことをお伝えしています。
口の周りやほっぺたの筋肉を使うことで、表情筋が鍛えられ、
若く見えるのですよと話すと、皆さんとてもしっかりとした声で読まれました。
次に、宮沢賢治の「雨にも負けず」を読んでもらいました。
これはカタカナが多いので読みづらいですが、これもみなさんスラスラと抵抗なく読まれていました。
それから、どちらか好きな方を紙に書き写していただきました。
時間は4分間。
それはそれは集中して書いておられました。
書き終わって、
「こんなに一生懸命書くことは普段はまったくないな~」
「そうですよね、普段は名前と住所を書くだけですよね」
そんなことを話しました。
次に計算をやってもらいました。
こちらも真剣そのもの!
終わって、
「お金の計算もせんし、久しぶりに計算した」
「家計簿だってもう付けなくなったしな~」
などと話をされていました。
それから、「学生時代」の歌を歌いました。
ここまでを私たちは「にこにこ脳活法」と呼んでいます。
その後、「爆弾ゲーム」をしました。
→爆弾ゲームとは?
1回戦目は爆弾が1個でしたので、ちょっと余裕でしたが、
2回戦目には爆弾を2個にしたので、回ってくる回数が増えて、ドキドキもアップ。
脳トレにはなるけど、心臓と血圧には良くないかも?なんて笑いも出ました。
脳トレタイムを終えて、お茶とお菓子をいただきながらお喋りもしました。
お帰りになるときに、
「楽しかったよ」と言っていただけ、嬉しかったです。
サロンをされている人の助けにもなりたいと考えています。
何をやったら 良いのか?と悩んでおられたら、ぜひお声をかけてください。