クリスマス気分もなくなり、年末モードになっている高木です。

 

22日の夜、テレビを観ていた夫が「おいおい、認知症についてやっているぞ」と呼びました。

 

見てみると、俳優の布施博のお母さんが認知症になって、困っているということを紹介していました。

世話をしているお嫁さん(布施の妻)のことも、お手伝いさんとしか認識できなくなってしまったそうです。

認知症になって笑顔も消えて、無表情になってしまったとナレーターの話が進んでいきました。

 

私は観ていて、正直イヤだなと思いました。

なぜなら、認知症になることはすごく困ることで不幸なことだというメッセージしか伝わって来なかったからです。

 

ナレーターは、そんな困った認知症状が、とても簡単なことで改善させることができると言い始めました。

え~っ?!そんな簡単なことで予防できたり改善できるわけないじゃない!

できるのならとっくに薬が出来ているのでは? 眉唾ものだなと思って観ていたのでした。

 

すると、予防や改善する方法とは、水を一日に1500cc程度飲むことだと紹介しました。

 

 

人間は2500ccくらいの水分が必要で、

食事から1000ccくらい摂るので、1500ccの水分摂取をすることが必要だそうです。

高齢になるとトイレの心配をしたりして、どうしても水分摂取を控えがちですが、それが認知症には良くないのだとのこと。

 

テレビでは布施夫妻がある施設へ見学に行った場面が出てきました。

その施設では、入所者さんたちが表情豊かに過ごしていました。

食事の時だけでなく、せっせと水分を飲んでいる姿が映し出されています。

ただの水でなく、コーヒーやジュース類でも良いのだそうで、

みなさんにこにこしながらコップに2杯くらいの飲み物を飲んでいました。

なんと、5割以上の人が改善しているそうです!

 

それを観て、普段から水分摂取量が少ない夫が、「おれ、危ないなあ」と言いました。

 

 

施設見学のあと、布施博のお母さんにも水分を飲ませるようにしたそうです。

すると、1ヶ月ほどで明らかな違いが見られるようになりました。

表情が明るくなり、よく笑うようになり、

お嫁さんのことをお手伝いさんと言っていたお母さんが

「大事なお嫁さんの和子さんよ」と言うようになったのです。

 

それを見て布施博は涙を流して喜んでいました。

 

『毎日1500ccの水分を飲む』

たったこれだけのことで、認知症を予防でき進行を遅らせることができるとしたら素晴らしいことです。

早速今日からでも出来ますね。

我が夫にもせっせと飲ませようと思います(笑)

もちろん私も、今まで以上に飲むようにします。

 

最後に、認知症予防には文字を書くことも効果的なのだと紹介されました。

私たちにこにこがやっている音読や書写が良いということです。

 

来年からの脳活スクールでは、音読・書写・計算に加えて、「お水を飲む」を付け加えたいと思います。

年末年始もしっかり水分補給をして、よいお年をお迎えください。

(テレビからの情報です。個人差がありますので、ご自分で調べてくださいね)