市が行っている介護予防事業で脳トレのご依頼をいただき、3箇所で体験をさせていただきました。
この事業は、週に一度65歳以上の方が、認知症、寝たきりなどの介護予防を目的として行っているそうです。
まず初めに、なぜ 読み書き、計算が脳トレになるかの説明をさせて頂きました。
皆さん、興味深そうに聞いてくださいました。
その後、音読をしていただきました。
次は書き写し。そして計算。
普段はえんぴつを持って紙に書いたり、声に出して読むことがなかなかないと言っておられましたが、抵抗感なく体験されていました。
音読、書くことは早く書くことを意識してやると、脳の血流を促します。そして、継続することももちろん大切です。
ポイントを押さえて、より効果的に取り組んでいただきたいです。
次に、隣の人の名前を言ってから自分の名前をいう自己紹介をしました。
この単純で簡単そうな自己紹介。ゲームのようなドキドキを感じていらっしゃったようでした。
次に爆弾ゲームしりとりをしました。
中にタイマーが入った箱を持ち、言葉を言ってから次の人へ箱を回していきます。
タイマーが鳴った時に箱を持っていた人はアウト~!というゲームです。
「自分の番じゃないとすぐわかる(言葉が浮かぶ)のに」とおっしゃっていました。そうですよね、わかります。
次になりきりクイズ。
お題を見てその物になりきり、その物が何なのか言葉のみでヒントを出し、お題を当てるというもの。
例えば、お題が「ひまわり」だとします。
ヒントは、「黄色 」「花 」「夏に咲く」
というように、回答者の様子を見ながらお題に近づきやすくなるようにヒントを出していきます。
答える人はもちろんですが、ヒントを考えるのもなかなか難しい。
このクイズをやる時、これほどその物を観察し、思うこともないだろうと言うほど頭の中はその物でいっぱいになります。
こうやって、笑ったり、悩んだり、他人と触れ合い、交わることで脳はどんどん活発になります。
脳トレ体験の後、感想を伺うと「楽しかった」、「おもしろかった」と言っていただきました。
脳活スクールに通えなくても、自宅でも教材を使って脳トレができる「のーとりくんコース」で継続して脳トレをして、
これからも元気に笑って楽しくお過ごしいただきたいと思いました。