にこにこでは、認知症や老いに関わる内容についての相談や話を聞く場としての、「にこにこカフェ」を行っています。
え~そんなのやっていたの?と聞かれるので、まだまだ周知宣伝が足りてないと感じています。
実はずっと前からやってはいました。
単発ではわかりにくいかも?ということで、この7月から毎月第3水曜日にやることにしました。
誰も来なくても、続けてやっていこうということで、本当にスタッフしかいない日もありましたが、今月は3名の方が集まってくださいました。
1人は市の認知症講演会の折に配布したチラシを見て来られました。
もう1人は、Facebookの記事を見て来てくださいました。
にこにこスタッフの一人は、90歳代の実父の終末医療について話をしました。
延命処置などはせず、自然な形で見送りたいと。
参加されたお一人は、傾聴ボランティアをしているので、認知症について勉強しているところですと話されました。
前は、「認知症イコール人生の落後者」みたいに思っていたけれど、実際認知症の人と話をすることで、そうではないと分かるようになったそうです。
「自分は介護もせずある意味楽をさせてもらっている、だからせめてボランティアをして、社会に貢献したい」という言葉に感動しました。
もう一人の方は、お舅さんを介護されていて、日々葛藤していることを話されました。
ディサービスに行きたがらないお舅さんを、無理やり送り出すことに罪悪感を感じている。
けれども、ずっと家で見ていると自分がおかしくなっていく。
私、高木の経験談をお話ししました。
やはりディサービスに行くのを嫌がる実母でしたが、日々介護をしている実父が精神的に参ってしまい、介護する家族を守ることも必要だと思った話です。
また、私自身が、家に引き取って面倒を見るべきではないか?いやそれは無理だと葛藤をした話もしました。
その話を聞いて、「とても気持ちが楽になった。来てよかった」と喜んでくださいました。
火曜日は、恵那の図書館で行われた「ささゆりカフェ」を覗いてきました。
中津川でも「あったカフェ」が毎月開催されます。
(2月はにこにこが脳トレ体験で参加します)
あちこちでこうした認知症カフェが開催されていますね。
わたしたちの「にこにこカフェ」もそうした仲間の一つとして、お役に立てられたらと思っています。
次回は12月19日(水)
1時半~3時
下野イタリアンカフェ ミラマールにて
ドリンク代のみご負担ください。