17日は市長選です。
中学3年に「17日は何があるのでしょう?」と質問しました。
数人が「市長選挙」と答えましたが、知らないという生徒が多かったです。
私も偉そうなことは言えません。
中学生の頃、高校の頃、いえ20歳代になった頃でも、
政治や選挙に興味を持っていたわけではありません。
政治はどこか遠いもの、誰か偉い人がやるものという感じがしていて、
自分にはあまり関係のないものという認識だったように思います。
でも、だんだん歳を重ねるにつれて、
政治の善し悪しが自分たちの生活に直接降りかかってくるし、
安心して日々の暮らしが出来るためには、
政治はとても大事なものだということが分かってきました。
私たちが無関心でいるうちに戦争が始まるかもしれないし、
知らないうちに損をしてしまうということは有り得ます。
選挙権が18歳に引き下げられたのですから、
中学生くらいから政治や選挙に関心を持つことは必要なことです。
この前ある記事で、どこかの国で11歳の子どもが
「私は選挙権がないけど、国民としての主権はある。
私の思いを投票に行く人に伝えたい」
と選挙に行く人に、○○に入れてねとお願いしたという内容を読みました。
今回の選挙には27歳という若い男性が立候補しています。
最初、そのことを聞いたとき(11月頃でした)、
「素晴らしいことだな~」と思い、応援してあげたいと思いました。
でも、一方で「その若さで立候補を思い立ったのは何故だろう?」と不思議にも思いました。
だんだんといろいろな情報が耳に入ってきました。
10日に告示されてからは、新聞記事でも公約が書いてあります。
それらの情報に触れるうちに、考えも変わっていきました。
若いってことは素晴らしいこと。
若い人に頑張ってもらうことはすごく大事なこと。
でも、若さだけでは乗り越えていけないこともあるのではないか?
何と言っても経験不足は否めない。
27歳の立候補者には、
4年先に「この人にこそ任せたい!」と言ってもらえるように、
地域に密着した活動を地道にしてほしいなと思います。
そんな意味での応援をしたいと思っています。
ぜひお家でも選挙のことを話題にしてみてください。
それが、子どもの生きていく力を付けることにも繋がります。