土曜日夜、今年初の『認知症サポーター養成講座』を実施しました。
お父さんが認知症になられた方に勉強してもらいたいと考えて企画しましたが、
中学生からも「認知症の勉強をしたい」という声を聞いていたので、
今回は中学生用のテキストを使って話をしました。
参加者は、中学生二人、大人一人と他に私を入れてスタッフ四人。
中学生二人は、メモなど取りながら真剣に聞いてくれました。
この二人は『にこにこ祭』にボランティアにも参加してくれたりして、
学ぶ意欲の高い中学生です。
中の一人が、認知症になった祖父の話をしてくれました。
人格が変わってしまったかのようなおじいさん。
孫も巻き込んでいろんなことがあったそうです。
淡々と話してくれましたが、その子はとても大きなことを学んだと思います。
人間の尊厳や家族の在り方など。
認知症の方への対応の良し悪しで、認知症状が変わるということを聞いた中学生たちは、
どんな対応が良いかを知りたいとアンケートに書いていました。
そこで、私はキャラバンメイトという講師の二人に、
「認知症のおばあさんに対する対応、良い場合、悪い場合」
を即興でやるようにといきなり指示しました。
そんな無茶振りにもか拘わらず、二人は上手く良い対応、悪い対応を演じてくれました。
(さすが、我がにこにこスタッフ!)
中学生たちはアンケートに、
①すごく分かりやすい内容だった。
②困っている人を見たら、何か出来ることをやってあげたい。
③笑顔で接して話をしたり、出来ることがあればお手伝い出来ると良いな。
などと書いてありました。
私たちが伝えたいことが伝わったと感じました。
これからも子どもたちや若い人に伝えて行きたいと思っています。