今年もあっという間に10日過ぎてしまいましたね。

福岡中学3年生たちは、9日に実力テスト、12日が岐阜新聞テスト(通称岐日)、14日15日が学年末テストと、一週間になんと四日もテスト!

必要なことなのかもしれませんが、ちょっと気の毒になるほどです。

学年末テストが終わると、一気に受験モードが色濃くなります。

ここへ来て、点数が上がり始めた子がいますし、点数に反映しなくても、考える力や記憶力がアップして来ているのがよく分かる子もいます。

受験勉強って、単に点数を取って合格するためだけではないと、この時期になると毎年実感します。

合格して終わりでなく、高校でも勉強は続くわけなので、私立高校で合格した子も、最後まで勉強し続けてほしいと思っています。

鏡餅を飾りました。「まめでくりくりかきたつように」という意味は分かりますか。



さて、このお正月はイタリアからのお客さまをお迎えしました。

実は我が家は喪中です。
喪中だと、神社などの鳥居をくぐってはいけないとか年賀状は出してはいけないなどと言われますが、
実はお祝い事は控えなければならないようで、お節料理を食べたり、門松を立てたり注連縄を飾ったりするのも控えるのだそうです。

でも、せっかく日本のお正月を体験しに来るイタリア人(亜麻子の夫フェデリコの父親とその奥さん)のために、いつにも増して、お正月らしさを演出しました。


餅つき機で餅をつき、丸餅作りを体験してもらいました。

30日には、餅つき(機械で)をし、お飾り餅を作ってもらい、

こんにゃく作りを体験してもらい、

お説料理を手伝ってもらい、注連縄作りをし・・・



そして、みんなでお年取り(大みそかに家族でごちそうを食べる)をし、


元日は、口祝いをし、お屠蘇を飲み、お雑煮を食べました。

こたつは暖かいけれども、長い時間座っているのは辛いようでした。


書き初めは本来は2日にやりますが、元日の午後、みんなで書きました。

こちらがお父さん(ミケレ)の書いた作品です。

二人にはとても喜んでもらえたでの、とても忙しかったですが、やった甲斐がありました。

二人とも、日本のことが大好きで、茶道、華道、書道などをイタリアでも勉強しています。
奥さま(ジョバンナ)は日本酒が大好きで、酒ソムリエの資格も取っています。
日本語も勉強し、最近は日本の歴史も勉強しているのだとか・・・。

何か質問されると、ちゃんと答えられるか、ドキドキしてしまいました(笑)。

年末年始の数日間、我が家では、日本語とイタリア語と英語が混ざって、何だか分かるような分からないような? (笑)

でも、コミュニケーションで大切なのは言葉ではないのだと、つくづく思いました。

英語を勉強することはとても大切です。

でもそれと同じくらい大切なのは、

相手に興味関心を持つこと、

日本のことについて知識を持つこと

臆せずに話をする態度です。



塾としては、目の前の点数を上げることだけでなく、

幅広い知識を持つこと

関心の幅を広げること

自分から積極的に働きかける姿勢を育てること

などを身に付けさせていきたいと、年の初めに改めて思っています。