24年度の大学受験・高校受験がすべて終わり、受験生やその親御さんからの喜びの声がいくつも届いています。
おめでとうございます!
合格実績は、トップ画像にも書いていますが、こちらにはもう少し詳細に紹介します。
大学受験について
まずは、11月に国際基督教大学(通称ICUと言います)の教養学部に総合型選抜で合格したМさん。
中学2年生から入塾し、遠方からですが、高校部にも通ってくれました。
早くから私立大学に絞っての受験対策が功を奏し、見事にICUに合格!
ICUはかなりレベルの高い大学です。
実は講師の亜麻子も、高2の時に大学見学に行ったことがありました。
教科の勉強だけでない、豊富な読書経験が役に立ったのではないかと思います。
次に合格したのは、岐阜大学医学部看護学科に合格したKさん。
英語教室ラブに、小学校低学年から入会して、中学部を卒業。
一旦卒塾しましたが、高校2年になって戻ってきて、京大個別会というものを利用しながら受験対策をしてきました。
高2の時に志望理由書を書いたので、3年生になってから本番用の志望理由書もスムーズに仕上げることができ、見事推薦で合格をしました!
3番目の合格は、京都教育大学教育学部理科に合格のYさん。
公立なので、京都出身以外の人にはちょっとハードルが高いかも?と思っていましたが、見事に合格しました。
中3から入塾してきて、高校部も続けてきました。
志望理由書などの文章がなかなか書けなくて苦労していましたが、諦めずに何度も何度も書き直しをして粘りました。
その粘り強さは、大学やその先の教員になっても生きて来ると思います。
あと2名は、共通テストを受けることになり、共テの結果を見て志望校を考えることになりました。
二次試験は小論文や面接があるので、その対策に最後まで頑張っていました。
そして、一人は名古屋市立大学経済学部に、もう一人は富山県立大学看護学部に合格しました。
名市大に合格したのは、中学生で入塾してきたM君。
野球少年で、高校生でも野球を頑張るために一旦卒塾し、3年生で部活が終了した時点で戻ってきました。
京大個別会を利用しながら、志望書などの個別指導を受けてきました。
富山県立大に合格したNさんは、中学で一旦卒塾。
高3の夏に、看護師を目指していて志望校に受かるためにと戻ってきました。
話をきくと、高校生になって精神的にかなり苦しい経験をしたそうです。
それでも何とか立ち直り、その経験を生かして看護師になりたいと思ったとのこと。
生憎、第1志望の大学には合格しませんでしたが、縁があったのが富山だったということです。
卒業を祝う会
今年の中3生は5人でした。
3月15日の夕方、恒例となっている「卒業を祝う会」を行いました。


ささやかですが、手作りのサンドイッチやパスタなどを食べ、その後言葉遊びゲームなどをして楽しみました。
塾をはじめて30年以上経ちますが、最初の卒業生を送り出す時から行ってきました。
全員が高校受験で合格するわけではないので(今までに1名だけ就職した子がいました)、合格祝いではなく、卒業を祝う会としました。
人数が多い時は20名以上いたので、公民館を借りたりしてやっていました。
コロナ禍で学校が黙食にしている時も、私たちは全然気にしないで、会食をしてきました。
顔を合わせて食事をすることこそ、人間にとって大事なことだと思っています。
子どもにも親御さんにも感謝されました。
卒業する子どもさん一人一人に、その場で私から、その子が入塾してきたときのことや、印象的な出来事や頑張ってきたことなどを話します。
今年もそれぞれに物語がありました。
人数が少ない分、濃いつながりを持てた感じもあります。
特に不登校だった子が2名いて、私自身もいろいろ考えさせられました。
高校でそれぞれ花を咲かせてほしいです。
今回、Aちゃん自身からプレゼントとお手紙をもらいました。
いつも感想文を書いてもらうのですが、今回は書いてきてねと言うのを忘れてしまったのですが、自分から書いて来てくれました。過去にもありましたが、珍しいことです。

親御さんからもメッセージが寄せられましたので、紹介します。


私たちは、テストで点数が取れさえすればいいとはみじんも思っていません。
確かに今の時代、高校に行くことが必須という価値観がありますが、長く生きてきて、その価値観が果たして正しいのかと思うようになりました。
日本の現状、世界の様相などを見るにつけ、たくましく生き抜いていく力とは、テストで点数を取るとか良い成績を取るという力ではないと思います。
学校では教えられない知識やニュース、家庭では話題にしないような話などを、子どもたちに話しています。
そんな「高木先生の雑学」を、特に中3生には、水曜日の9時以降(中1,2がいなくなってから)や入試対策講座の時などに話します。
そんな雑学を喜んでくれている子が今年は何人もいて(全員かも?)嬉しかったです。(笑)
塾を卒業しても縁が切れるわけではありません。
何か困った時にはぜひ話をしに来てほしいですし、困りごとが無くても近況報告してくれるのを待っています。