春めいてきましたね。

我が家の花壇のチューリップも少し伸びてきました。

東京では桜がほころび始めたそうです。

 

先月の話になってしまいましたが、2回脳活体験会を行いましたので、その報告です。

 

2月9日に、中津川市の「あったカフェ」へ行ってきました。

いわゆる認知症カフェですが、そうでない人も遊びに来られる人が増えて、にぎわっていました。

なんとスタッフも入れて60数人もの参加者でした。

 

私たちは、40分ほどの脳活タイムを受け持たせていただきました。

読み書きと計算をやってもらい、歌を歌いました。

 

みなさんとても熱心に取り組まれました。

 

新人サポーターも頑張ってリードしました。

 

ベテランサポーター三尾は、始まる前の談話タイムでもすっかり打ち解けていました。

 

終わってから、市の職員さんがこんなことを言われました。

「認知症の方が計算を一生懸命されていて、驚きました」

 

そうなのです。

子どもの頃にやっていた計算は、ある意味「回想法」にもなるのです。

4+3=とか、10-3=などの簡単な計算ならけっこうすらすら出来て、自信が蘇ったりすることもあります。

端が思うよりずっと出来たりします。

 

 

2月22日には、岩村の「Dスマイルカフェ」におじゃましてきました。

岩村のいくつかの団体が協働でやっているそうです。

会場には10数人の方が座ってお喋りされていました。

 

さっそく座って一緒にお茶とお菓子をよばれながらお喋りしました。

ここでもすぐに仲良く話を始めるスタッフの三尾です。

ご夫婦での参加者さんも二組おられました。

 

お喋りのあと、読み書きと計算を体験していただきました。

若いスタッフさんも一生懸命されていました。

 

読み書き計算を終えた後は「手のひらを太陽に」の歌に合わせて、手話をしました。

一度に2つ以上のことをするのは、脳にすごく良いのだそうです。

みなさん、楽しまれて、なんと!アンコールまで来たのです。

「家に帰ってやれるように、もう一回!」と。

 

そして、嬉しいことに、

「岩村でも脳活スクールをやってもらいたい」という声が出ました。

しかも男性からです。

 

ああ、本当に岩村でも「脳活スクール」を開校したい!

けれども今のにこにこの現状を考えると、「はい、やります!」とは即答出来ない悲しさ・・・。

 

でも、そんな言葉を聞いて、会場を出た途端に三尾が、

「こんな言葉をもらえるから、止められないのよね~」と思わずつぶやきました。

それに対して「そう、もはや中毒~、嬉しい中毒~」とツッコミを入れた高木でした。