基礎・基本の徹底
高木教室では「AMK方式勉強方法」により、基礎・基本をしっかり身につけます。
その上で、文章問題や応用問題に取り組ませていきます。
生徒さんによっては、そこまでたどり着けない場合もありますが、
まずは基本問題を確実に解けるようになることを目標にします。
「基礎はできているので、応用力をつけてほしい」との要望をされる親さん・生徒さんがよくいます。
しかし、調べてみると、まだ基礎が十分に身についていないことがほとんどです。
算数・数学なら、四則(+、-、×、÷)計算や分数計算などがよどみなくすらすらできることが必要です。
英語であれば、たとえ単語を覚えていても、基礎文法がわかっていなければ、英文を訳すことも英作文もできません。
上位の成績をとっている生徒さんのほとんどが、基礎・基本を大切にしています。
もちろん、もともとの能力が高いから良い点数を取れるとも考えられますが、
いくら能力を持っていても正しく勉強しなければ、能力は開花しません。
徹底して基礎基本を繰り返すことで、”脳力”をアップさせ、応用力までも身に着いてくるのだと思います。
AMK方式で「繰り返し」を習慣にする!
どんな教科でも基礎・基本が大切!
それはみんな分かっています。
しかし、基礎・基本をしっかり覚えてしまうまで何度も繰り返すことは、なかなかできません。
「テストまで時間がないから、ワークを一通り埋めればいいや」
「2、3回やったから、だいたい覚えた…かな?」
となってしまうことが多いものです。
高木教室では、この基礎を徹底させる勉強法『AMK方式勉強法』を強く勧めています。
日々の授業は英語と数学ですが、理科社会もこの『AMK方式勉強方法』でしっかりと基礎・基本を身につけさせていきます。
正しく効率の良い学習法を少しでも早く身につけることで、確実な点数につなげ、高校入試へ、さらには大学受験へもつながっていくと感じています。
AMK方式 誕生秘話
『AMK方式勉強法』とは、ずっと前の塾生である、A子さんがやっていた勉強法のことです。
A子さんは、学校のワークや塾の教材の答えの部分にオレンジのペンで答えを書き込み、赤シートで隠して、繰り返し繰り返しやっていました。
ここはもう覚えたんじゃない?
と私が思えるページでも
まだ完ぺきじゃないから
と言ってやっていました。
多分問題も答えも全部覚えてしまったのではないでしょうか。
それくらい何度もやっていたのです。
開塾以来、生徒たちにはいつも「繰り返しやりなさい」「しつこくやり直しなさい」とアドバイスしていましたが、なかなか浸透していきませんでした。
そこで、A子さんの勉強方法をみんなに紹介しました。
それでも真似をする子はあまりいないし、やってもそこまで繰り返しやる生徒はほとんどいませんでした。
ところが、ある時、Tさんという女子生徒が塾へ来て、うれしそうにこう言いました。
先生、私、〇〇〇さん方式で社会を勉強してたら、最高点が取れました!
〇〇〇さん方式?それは何?
と聞いたら、前述のA子さんの勉強方法のことだったのです。
A子さんの勉強法だから、○○○さん(A子さんの本名)方式です
とTさんは笑いました。
聞いたとたん、ひらめきました!
それだ!その名前ゲット!
ということで生まれた「○○○さん方式」
けれども、「○○○さんという実名はちょっと恥ずかしい」と本人が言うので、「AMK方式」に変更しました。
「AMK方式」という名前に変えて生徒に勧めたことで、
言っている内容はほぼ同じなのに、生徒たちはやるようになったのです。
ネーミングって大事ですね。
現在の塾生には、この方式が広まって、勉強の仕方が良くなってきました。
やり方や繰り返しがまだまだ甘い生徒もいるので、テスト前などはしっかりできているかチェックをしていきます。
AMK方式勉強法が就活にも役立った
塾を卒業して高校生になってからや、専門学校や就活の勉強などにも、この勉強法を使って勉強している人もいるようです。
この前、現在は23歳になっている元塾生のお母さんにばったり会いました。
S君、今はどこにいるのですか?
東京の入管管理局で働いています。
高校へ行ってから、入管管理局で働くことが夢になって、頑張って専門学校に行ったんですよ。
専門学校から入管管理局に就職できることなんて、すごく難しいんですけど、Sはすごく頑張って勉強したんです。
すごーい!!
思わず拍手すると…
高木教室のおかげです。
AMK方式勉強法で、ずっと勉強していました。
専門学校は名古屋だったので通ったのですが、電車の中で赤シートをかぶせて、繰り返し繰り返し勉強したんですよ。
下敷きは大きいし固いから、100均の薄い赤シートを使っていたのですけど、ボロボロになってしまうから、何度も買ったんですよ~
そんな話をしてくれました。
もう感動で声が出ないくらいでした。