中学二年生の数学で、確率を勉強します。
その中で、この数年、生徒たちに
「トランプ遊びをしたことがないの？」と聞くことがあります。
すると、「あんまり無い」と答える生徒が数人いるのです。
最初は「え〜！？」と仰け反るくらいびっくりしたものですが、
最近は「ああ今年もいるのね」と、あまり驚かなくなりました。
確率の問題はこんな感じです。
トランプでダイヤが出る確率はどれだけでしょう？
すると、
「トランプって何枚有る？」と聞く子がいます。
誰かが「５２枚」と答えます。
次に「ダイヤって何枚あるの？」と聞きます。
誰かが「１３枚」と答えます。
その辺りで私が「トランプって何のマークがあるか知ってる？」と質問します。
すると、「分からん」という子が数名いるのです。
それで、冒頭の質問につながるわけです。
ハート、ダイヤ、スペードまではスラスラ出てきますが、
もう一つがなかなか出てきません。
はい、クローバです。
ダイヤの出る確率は、５２分の１３です。
ここでまたちょっと手間取ります。
約分が出来ないのです。
「１３枚ずつ４種類だから、４分の１」がスラッと出てきてほしいものですが・・・(;_;)
続く
