連日の雪降りです。
お昼頃になると道路は解けましたが、今日の雪は夕方以降、凍りそうです。
坂道の途中にある高木の家では、道路が凍結すると、陸の孤島化します。
今夜は教室が実施できるのか?悩ましいです。
さて、今週は4月からの教室についての「説明会&懇談会」を行っています。
夕べ第1回を行いました。
その中でお話ししていることを、少し書いてみたいと思います。
私は25年ほど塾で子どもたちに学習指導をしてきましたが、この間に世の中がどんどん変わってきているのを感じます。
世界情勢もそうですし、日本経済や政治状況、環境、雰囲気、価値観・・・。
良くなっているところもありますが、悪くなっていることの方が多いと思います。
私の育った時代は、高度成長時代でどんどん豊かになっていきました。
現在の親御さんが子どもだった頃までは、まだまだ豊かさを感じられたかもしれません。
特に考えたりしなくても、みんなと同じことをしていれば良かった、安心だったと言えます。
けれども、この先を考えると不安要素がたくさんあります。
テレビや新聞では一部しか報道されないですが、
私たちが知らないところで、命に関わるような大事なことが決められていっています。
ご存じですか?
農作物の種が自家採取できなくなるそうです。
みつばちが絶滅しそうなのです。
日本の農業が危機に瀕しているのですが、そんなことはテレビでは報道しません。
そんな世の中では、自分で情報を見つけ、自分で考え判断する力が求められます。
大学受験制度が変わるということは、高校の授業も変わりますし、高校入試も変わっていくだろうと予想されます。
すると、今までと同じようなやり方をしていては、子どもたちは幸せにはなれないと思います。
目の前の点数さえ上がれば良い、成績が上がって受験で合格すれば良い。
そんなことを目標にしているわけにはいかない、
本当に必要なのは、自ら考える力、自ら動こうとする力だと思います。
もちろんそのためには学力も必要なので、いわゆる勉強はしなければなりません。
しかし、言われてやる受け身の勉強でなく、自分で解決しようと取り組む態度が大事です。
そんな力を身に付けてもらいたい。
4月からは塾のやり方を大きく変化させます。
そして、
生き方を学ぶ場として、本や+αでの映画上映を企画しています。
今回は「ソニータ」というドキュメンタリー映画です。
どんな逆境の中でもくじけず、道を切り開こうとする姿に、きっと心動かされると思います。
ぜひ子どもたちに観てもらいたい!