こんにちは。
にこにこの代表を務めております、高木晴代です。
私は、長年学習塾で子どもたちに教える中で、
音読や計算が思った以上に子どもたちの脳に良い影響を及ぼすと感じ、
これを高齢者もやったら脳トレになるのではないかと思っていました。
そして、１８年ほど前に、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の本を読んで、私が思っていたことが間違いではなかったことが分かり、大変嬉しく思いました。
そのときから、「大人の脳トレ教室」を開くことを夢にみていました。
２０１０年に、思いを同じくする副代表である三尾さんと出会い、二人で「脳活スクール」を開設しました。
その後、仲間が増えて、２０１４年にはＮＰＯ法人には登録し、少しずつ事業が拡大してきました。
詳しくは「にこにこのあゆみ」に書いていますので、ご覧ください。
にこにこ笑いながら暮らすことは、高齢者に限らず、子どもも大人もみんなの望みです。
私には、子どもからお年寄りまでが一緒に暮らせることが理想です。
「脳活スクール」だけでなく、様々な世代が交流し合い楽しめるような企画も行ってきました。
「久しぶりに子どもと触れ合って、楽しかった」と、いつにも増して笑顔のにこにこさんや、「祖父母がいてもこんなふうに一緒に遊ぶことはあまりない」という中学生の声を聞いて、私たちサポーターもやりがいを感じています。
脳活スクールでは、毎回、音読や写し書きを行っています。
そこで利用できるような音読本を作りたいと、２０１９年に「脳活ブック」を制作しました。好評をいただき、第２巻、第３巻と作り、２０２４年９月には第４巻を発刊することができました。
このコロナ禍の中で、活動を止めることなく地道にやってきたことに、私たちよくやってきたじゃない！と、自画自賛する気持ちです。
ずっと続けて通ってくださるにこにこさん（ご利用者様）と一緒に歩んできてくれた仲間たちにも感謝しています。
脳活ブックを全国に広めたい！という夢もできました。
脳活スクールに通えない人や、遠方にお住いの方などにも、認知症予防に役立てていただきたいと思っています。
２０２３年にNPO法人は解消しましたが、「にこにこ脳活スクール」の活動は継続し、にこにこ勉強会の開催や、訪問脳トレ、オンライン脳トレなど、新たなことにも挑戦しています。
単に認知症予防教室としてだけでなく、いくつになっても人生を楽しむ人を増やしていきたい！
そんな思いを持って、これからも活動をしていきます。
にこにこ代表 高木晴代