今週は、通信と共に、
産廃施設建設に反対する署名活動の資料を配付しています。
そして、小学校高学年以上のクラスでは、丁寧に話をしています。
全然知らなかったという子どももいれば、
署名はしたけどよく分からないという子どももいます。
我が家から見た写真です。
中央よりやや右が、産廃施設の予定地になります。
説明会では、詳しく書いたものを配布されましたが、
あまりに文章がいっぱいで、読む気にならないし、読んでもよく分からない。
子どもにも分かるように、イラストや漫画にしては?
ということで、先週イタリア人たちを見送ってから土日にかけて作りました。
なんとラッキーなことに、
本や+αの「チネマピッコロ」の第1回目の映画を観に来てくれた女性が、
絵も描けるし、ホームページを作ることもできるという、
私たちがまさに探していた人材だったのです!
初対面の女性(まだ20歳代)に、
「ホームページ作りを手伝ってもらえない?」と図々しく頼んだのです。
その時は、NPO法人や塾のホームページを手伝ってもらうつもりでした。
ところが、産廃問題が持ち上がり(私たちが首をつっこみ?)、
チラシを作るだけでなく、ホームページも作りたい!と思ったところで、
その女性がしっかりと引き受けてやってくれることになったのです。
そして出来上がったサイトがこちらです。
https://nakatsu-sanpai.jimdo.com/
これを使って、遠くの友だちにもぜひ伝えてほしいのです。
話が逸れましたので、もとに戻します。
漫画とイラストのおかげで、子どもたちにはよく伝わったようです。
「学校へ持っていって、友だちに署名をしてもらおう」
「先生に署名してもらおう」
「いとこに頼んでみる」
そんな声が聞こえてきました。
大人ももちろんですが、
子どもたちこそが、出来てしまったら被害を受けることになります。
何十年か後に、健康被害など出てきて、
「あのとき何で反対してくれなかったの?」と言わせたくはない。
これからここで長く生きていく子どもたちこそ、
知る権利、反対する権利があります。
子どもだから、まだ分からないからと排除してはいけません。
この前説明会に参加したお母さんが、こんなことを言いました。
「理不尽なことに、親がどんなふうに立ち向かって行ったのかを
子どもに見せておくことが大切だと思う。
将来、何か問題が起きたときに、黙って諦めることのないよう、
闘い方を教えておきたい」
本当にそうだと思います。
私は子どもたちに幸せに暮らしてほしいと思って、仕事をしています。
だから、こんな理不尽なことを黙って見過ごすわけにはいかない。
たとえ、裁判で負けて施設が建ってしまっても、
あのとき精一杯のことをしたと思いたいし、
子どもたちにもそんな姿を見せておきたいと思います。
説明会に参加して詳しい話を聞かないと、伝わらないこともあります。
また企画しようと考えています。
子どもたちに何を残してあげるのか?
一緒に考えていきましょう。