最近のあるクラスでの会話です。
私 マイコプラズマ肺炎が流行っているようだね。咳をしていたらそうかもよ
女子 え~、どこで?
私 付知中だって
女子 福中でも流行ってほしい~
私 え~っ 流行ったら困るじゃん
女子 学校が休みになってほしいもん
私 そりゃあ休みになったら嬉しいかもしれんけど・・・
女子 だって休みがないも
女子 ゴールデンウィークもほとんど休みがなかったしさあ
女子 土日も毎週練習か試合やもんで
私 それじゃあ、疲れちゃうねえ
女子 授業中、寝とる子いっぱいおるに~ ○○も、△△も寝とるし
私 あなたも寝とるの?
女子 私は寝たことないけど、いっつも眠い
女子 私は何回か寝たことある・・・
女子 平日休みになったら、一日中寝とれるもんねえ
話をしたのは女子でしたが、その横で男子も首を振っていました。
平日学校が休みになってほしい
そのためには風邪でも肺炎でも?流行ってほしいと願う
しかも、遊びたいからでなく、一日中寝ていたいから。
う~んと考えてしまいました。
子どもたち、疲れ切っていませんか?
それは中学生に限らず、小学生でも同様です。
部活動やクラブ活動で、平日は夜間練習(しかも2回とか3回も)
土曜日は一日か半日練習
日曜日は一日試合
その合間をぬって勉強をする
疲れているから、勉強にも集中できない
学校の授業が疲れを取る場、気を抜く場になっているかもしれないと思えるほどです。
本末転倒ですね。
そして、
何もない日があると、大人は、勉強しろと言う。
何にもしないでのんびりしたい
友だちとも遊びたい
どこかへ出かけたい
そんな子どもたちの気持ちを考えると、
これ以上勉強しろと言えなくなってきます。
肉体的にも精神的にも疲れていると、
風邪も引きやすいし、怪我もしやすくなります。
健康な身体や強い精神力をつけるためにやっている運動が、
反対に身体をこわすだけでなく
心までをも追い詰めていくことになってはいないか?
中学生になると、子どもたちは
親には言わないことを、ここで吐露して行きます。
それ変だよ、先生に言ったほうが良いよ、と私が言うと、
子どもは「先生、校長先生に言ってよ~」と言います。
いやいや、私は親じゃないから。
子どもを守るのは、親の役目ですね。
何かあるまでは他人事としか思えないかもしれませんが、
何かあってからじゃあ遅いのに・・・
本当に私が学校へ言っていきたいほどの気持ちになっています。
でも、子どもを守るのは親ですね。