早いもので、もう3月ですね。少しずつ暖かくなってきました。
最近ブログの更新が少なくなってきたので、
もっと脳活スクールの様子などお伝えしていきたいと思います。

さて、教室では、毎月の歌を決めて毎回歌を歌っています。
この3月は「蛍の光」と「どこかで春が」。

先週の下野教室でのことです。
みんなで蛍の光を歌ったあと、ある方が
「『すぎの戸を』ってこういう漢字を書くんやね~!初めて知った!」
とおっしゃいました。

見てみると、確かに、歌詞カードには…
「♪いつしか年も、すぎの戸を 明けてぞ 今朝は 分かれゆく」

「ホントだ。じゃあ、これはあの木の杉のこと?」
「杉の戸を開けて、出てくってことやら。」
「たしかに、昔の学校のドアは杉でできとったわ。」
「そうやった。そうやった。なつかしい。」
「でも、そしたら、『明けてぞ』は『開けてぞ』で漢字が違うに。」
「それに、『いつしか年も』にもつながらんし。」
「私は『過ぎの遠』って字で『過ぎた』という意味やと思っとったよ。」
「私も~。もしかして二つ意味あるとか?和歌みたいに。」
「そんなことないら。ただの書き間違いかもしれん。」

いろんな意見が出て、大変盛り上がりました。
みんなで漢字や意味を考えたり、昔のことを回想したり、笑ったり、
とってもよい脳トレになりました。

後から調べると、本当に2つの言葉が掛けてあるそうです。
(『杉の戸を』と『過ぎの遠』、『明けてぞ』と『空けてぞ』)
そんな意味があったなんて、ご存知でしたか?

声をそろえて歌を歌うと、とても気持ちいいものです。
今月の17日には、歌声サロンもあります。楽しみです♪

あまこ