10月20日、にこにこ寺子屋でアロマ講習会を行いました。
中津川・下野教室のにこにこさんを中心に、今回は一般の若いお母さん方も4名、お子様たちを連れて参加してくださいました。うれしい!

講師に来てくださったのは、村下さん。
瑞浪に工場がある某アロマの専門店にお勤めされています。

「人前で話すのは得意でないんです」と自己紹介されたのもあって?
ゆったりとしたペースで講習会は進んでいきました。

まずは、アロマテラピーとは何ぞや?というところから。
日本ではお洒落な趣味として楽しまれていますが、
発祥のフランスでは、医者が処方する医療として認められているそう。

それぞれの香りには様々な効果があり、
嗅いでリラックスするだけではなく、お掃除に使ったり、
花粉症改善に使ったりと、いろんな使い方があることがわかりました。

無添加・無臭のシャンプーや洗剤にも、好きな香りを入れられると聞き、
とてもいいなと思いました。
化学物質や界面活性剤が入っていないものができるので、安心ですね。

実際にいろんな香りを嗅がせてもらいました。みなさんいろいろ嗅いで、好きな香りを探していました。

話題の認知症予防アロマについても、嗅がせてもらいました。
昼用はローズマリーとレモン。夜用はラベンダーとオレンジ。

実際どのくらい効果があるのか?という質問が出て、具体的な数値は持ち合わせていなかったので、帰ってきてから調べてみました。

認知症アロマの研究を行った鳥取大学の浦上克哉教授によると、
認知症患者10人に1か月間、上記の4種類のアロマを芳香してもらったところ、認知症の治療薬とほぼ同等の効果が確認されたそう。
調べると他にもいろいろな病院や施設で臨床効果があるようです。

認知症はまず嗅神経がダメージを受けることが近年わかってきています。
しかし、嗅神経はもともと他の脳神経より再生能力が高く、
適切な香りによる効果的な刺激で機能が回復しやすい。
そこで、嗅神経が正常に戻ればそれに連動している海馬も活性化し、
おのずと認知症は改善に向かっていく……
というのが、認知症アロマのメカニズムらしいです。

アロマが効く!と言っても、やはり嗅神経のダメージが少ない時点での
対応が大切になってくるということですね。

村下さんが、ハーブティーもいろいろ持ってきてくださり、
講習会の会場はとってもいいにおいでした~♪

参加したスタッフの1人は、その後鼻炎が一日収まっていたそう。
アロマの効果が出たのかな!?とビックリでした!