1月28日(土)に「男でぃカフェ」をイタリアンカフェのミラマールで開催しました。

男でぃカフェは男性の出かけるところ、居場所作りになればと企画しています。

今回、男性3人が参加してくれました。

男性にカフェに参加しませんかと言っても、おしゃべりより麻雀や囲碁や将棋をするなら参加したいと言われてしまいます。

少しでも参加しやすいようにと、コーヒーの飲み比べを企画しました。

イタリアでは、コーヒーといえばエスプレッソです。日本人には、小さいカップで苦いコーヒーというイメージです。
でも、どんなふうに淹れるのか、また飲み方も良く知りません。

まず道具の説明からしてもらいました。実際に淹れるところを見学しながら、最後に味わいました。

やはり苦いという感想なんだけれど、苦みにも深みがあったり、砂糖やミルクを入れると味わいが変わって、自分の好みのエスプレッソの飲み方をみつけることができました。

エスプレッソを味わい、「苦~い」とか「ミルク入れたらおいしい」なんて言っている間に、皆さんが打ち解け始めてきました。

いつのまにか旅行の話になりました。

参加者のMさんがハワイ島で現地の警察に間違って拘束された話がでたり、韓国に行ったという話がでたり、ワイワイにぎやかに話が弾みました。

Mさんが最近、子ども家族と合わせて16人で遊園地に出かけたことを話してくれました。家族と楽しむことができたのは脳トレのおかげで、以前なら出かけることや遊園地での乗り物にも挑戦しようという気持ちはもてなかったといいます。

にこにこでの脳トレをこんなふうに実感できるMさんは幸せそうでした!
Mさん、ステキなお話ありがとうございました。

それから、初めて参加されたTさんは、地元の昔話の紙芝居を持参してきてくれました。

自分の役目として、地元に残るたくさんの昔話を紙芝居にして語り継いでいきたいそうです。せっかく紙芝居を持ってきてくれたので短い作品を上演してもらいました。

題名は「乙姫ぶち」です。
淵に身を投げたお姫様のお話です。

今でも、その場所にお姫様が祀ってあるといいます。地元の話なので、すぐ近くの場所だと思うと、行ってみたくなりました。

もう一人のスタッフと顔を合わせて、「行きたいね~」とうなずき合いました。Tさんの話だと、この紙芝居を保育園でも上演するんだけれど、この話の場所に園児がお散歩に行くようですよ教えてくれました。

紙芝居を観て、そのゆかりの場所を訪れるっていいな~
にこにこで企画できないかとワクワクしてきました。

最後にTさんから「まだまだ昔話があるんだけれど、文章として残っているものがなくて、誰か文章を起こしてくれる人がいないかな~それと、女性でこの紙芝居を読み上げてくれる人がいないかな~」と言っていました。

にこにこのサポーターは、多才な方が多いから何とかなるかもね!?

にこにことしては来年度の企画に、この昔話を上演してみたいです。できれば、遠足(お散歩)に行けるといいな~と思います。

                  サポーター 三尾